「このミス2009年版」ランキング(順位)予想 <反省会>
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今年になって初めて、「このミステリーがすごい!」のランキング発表前に対象作品を何冊も読み、そして投票者になりきって個人的なベスト6を考えたり(「このミス2009年版」投票者なりきりベスト6)、ランキングを予想したり(「このミス2009年版」ランキング(順位)予想)したわけですが、結果も出たということで、来年の「2010年版」に役立てるためにもここらで一人反省会などしてみたいと思います。
ただ、書きたいことを全て書いてしまうと物凄く長くなってしまうので、今回は順位予想を反省する「「このミス2009年版」ランキング(順位)予想 <反省会>」を、そして次回には“対象作品を予測し読むこと”自体の反省を行う「「このミス2009年版」対象作品を事前に読んでしまおう!<反省会>」を、といった感じで2回に分けて書いてみましょう。
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それでまず今回は、「ランキング(順位)予想」の反省会です。では予想と結果をみてみましょう。(リンク先は、当ブログの感想ページ)
<予想> <結果>
01位:「ディスコ探偵水曜日 」 01位:「ゴールデンスランバー」
02位:「ゴールデンスランバー」 02位:「ジョーカー・ゲーム」
03位:「完全恋愛 」 03位:「完全恋愛」
04位:「告 白 」 04位:「告 白」
05位:「聖女の救済」 05位:「新世界より」
06位:「ラットマン」 06位:「カラスの親指」
07位:「新世界より」 07位:「黒百合」
08位:「テンペスト」 08位:「山魔の如き嗤うもの」
09位:「山魔の如き嗤うもの」 09位:「ディスコ探偵水曜日」
10位:「羊の目 」 10位:「ラットマン」
11位:「君の望む死に方」 11位:「テンペスト」
12位:「きのうの世界」 12位:「傍聞き」
13位:「ドリーミング・オブ・....」 13位:「決 壊」
14位:「東京島」 14位:「きのうの世界」
15位:「狐火の家」 14位:「芝浜謎噺」
16位:「造花の蜜」 14位:「ありふれた死因」
17位:「カラスの親指」 17位:「TOKYO BLACKOUT」
18位:「聖家族」 18位:「聖女の救済」
19位:「キッド・ピストルズの....」 19位:「聖 域」
20位:「官能的」 20位:「退出ゲーム」
. 20位:「倒立する塔の殺人」
「羊の目」 → 38位
「君の望む死に方」 → 42位
「ドリーミング・オブ・....」 → 25位
「東京島」 → 38位
「狐火の家」 → 25位
「造花の蜜」 → 32位
「聖家族」 → 31位
「キッド・ピストルズの....」 → 32位
「官能的」 → 25位
まずは、予想した20作品のうち一体どのくらいの作品がベスト20に入ったのか見てみますと、結果は11作品。今回は20位が2作出たことでベスト20にランクインした作品は21作となったので、これはホントにギリギリで過半数を超えたということになりますね。
自分が思っていたよりもかなり少ない数字だったのでがっかりですが、まあこれが初めての予想だったことを考えてみると、過半数を超えたのは大目に見て合格点と言えないこともないかも。
次に、ベスト10に予想した10作品のうち一体どのくらいの作品がベスト10に入ったのか見てみますと、結果は7作品。これはなかなかの的中率なのではないでしょうか。
外した3作品のうち1作が11位だし、もう1作もベスト20には入っているし。初の予想だったことを考えてみてもかなりの上出来ですよね。
つまり、ベスト10に予想した10作中9作がベスト20にランクインするというかなりの高確率となったわけですが、この9作品は全て事前に読んでいた作品で、外した1作というのが唯一読んでいなかった作品(つまりは世間の評判のみでベスト10にいれた作品)だったのです。
なので、やっぱり自分が読んだ作品から予想をした方が良かったのかな~とも思うのですが、でも現に読んでいなかった作品が2作もベスト10に入っていて、ベスト20ともなると8作もあるので、ここのところは予想する上で難しいところですよね。
次は、ベスト5に予想した5作品のうち一体どのくらいの作品がベスト5に入ったのか見てみますと、結果は3作品。これはまた微妙な数ですね。ただ、結果で5位に入った「新世界より」も予想で7位と上位に置いていたので、まあまあ良かったのではないかと。
それに、3・4位は見事に順位もドンピシャでしたからね。これはかなり嬉しかったです。ただ、予想していなかった「ジョーカー・ゲーム」が2位に入ったのはかなりの反省材料ですね。まあこのことに関する詳しい反省は「「このミス2009年版」対象作品を事前に読んでしまおう!<反省会>」の方で書いてみたいと思います。
そして肝心要の1位予想ですが、結果は、1位に予想していた「ディスコ探偵水曜日」が9位で、2位に予想していた「ゴールデンスランバー」が1位となりました。
まあ、今回は戦前の評価では「ゴールデンスランバー」が圧倒的な1番人気だったと思うのですが、人気どころを本命にせずにあえて穴狙いにいって外すといったところは、自分の競馬予想と似ていてアリャリャって感じですね。
それで「「このミス2009年版」ランキング(順位)予想」の時に、“「本屋大賞」などの受賞によりすでにフィーバー状態となっている「ゴールデンスランバー」は、そのために1位票(上位票)は余り入らないものの、それでも下位票を満遍なく集め、結局2位まで来るのでは。ただ、“1位票はあまり入らない”という予想が外れた場合、この作品の圧勝もありえそうですね....”と書いたのですが、「ゴールデンスランバー」が投票数がほとんど変わらなかった他の上位作品と差を付けた要因が上位票の多さだったので、“自分の予想が外れた場合”の予想は見事的中していたようです。
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続いて、自分がベスト20に予想したけど結局ランクインしなかった作品を見ていきますと、全部で9作あったわけですが、全てが「このミス」本誌の“21位以下の作品”欄の左半分(22~42位)に入っていたので、まああながち見当外れな予想だったわけじゃないことがわかり、少しホッとしました。
それに、21位以下の作品といっても、実際に得票数を見てみればそれほど変わるわけではないですからね。自分がベスト20に予想した「ドリーミング・オブ・ホーム&マザー」「狐火の家」「官能的」といったところも、誰かあと一人でも5位以上に入れていたなら20位に入っていたわけですし。
だから、ここらへんになってくると、予想を当てるには運の要素もかなり必要となってきそうですね。
そして今度は、自分が予想していなかったベスト20ランクイン作品を見てみますと、その数は10作。まあギリギリで過半数を超えなかったわけですが、もうちょっと数を減らしたいところでしたね。
ただ言い訳をいわせてもらいますと、今回のランキングでは、締め切りギリギリの10月に発売された作品が多くランクインしているのです。具体的にいえば、「黒百合」「傍聞き」「TOKYO BLACKOUT」「聖女の救済」「退出ゲーム」。そのうち10月末日刊行作品も結構あるし。
「聖女の救済」はさすがにチェックするまでもなく、「傍聞き」は「このミス」とは相性の良い「日本推理作家協会賞」の短編部門を受賞していたのでチェックしていましたが、それでも「聖女の救済」を読んだのは11月に入ってからになってしまったし、「傍聞き」はいまだに図書館の順番が来ていない状況です。
それに「2009年版」対象作品を読み始めたのが春くらいと遅かったので、まだ読んでいない有力作品(しかも上下巻が多し)に手をつけるのに忙しかったこともあり、その他の10月刊行作品はチェックする余裕が全くなかったのです。だからこれだけ締め切りギリギリの作品が入ってくるとなると、もうこれはお手上げ状態ですね。
ただ、11月半ばくらいに“10月末日刊行作品が結構入ってくるらしい”といった虚実情報は入ってきていまして、自分はそれが“連城三紀彦の「造花の蜜」に違いない!”と思って読んでみたのですが、残念ながらこの作品は入っていなかったですね.....。まあ、ギリギリもギリギリ、10月31日発行で、書店に並んだのは11月に入ってからだったようだし。でもそれでも32位に入っていたのは凄いことなのかも。
自分がすでに読んでいたのに予想でいれていなかったベスト20ランクイン作品は、「芝浜謎噺」と「聖域」の2作。このうち「芝浜謎噺」は凄く好きな作品でベスト20予想に入れてもよかったのだけど、昨年ランクインしなかったシリーズ前作「道具屋殺人事件」を読んでいなかったために比較が出来ずに結局外したので、この作品のランクインはとても嬉しかったです。
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というわけで「このミス2009年版」のランキング(順位)予想の反省をしてみたわけですが、それを踏まえて来年の「2010年版」の予想をする上での対策を考えてみますと、“「このミス」にランクインしそうな作品をとにかくたくさん読む!”といったところでしょうか。
やはり予想をするには対象作品を多く読まねばならないわけですが、それでは今年の場合は量的にも選択眼的にも結果的にもどうだったのか、そこのところも回顧や反省をしなければなりません。
なので次回、“「このミス2009年版」対象作品を予測し読むこと”自体の回顧・反省を行う「「このミス2009年版」対象作品を事前に読んでしまおう!<反省会>」を書いてみたいと思います。
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