【暇歩記-12】 横浜ドリームランド跡地に「俣野公園」完成!

1964年に開園した横浜ドリームランドは、当時は横浜市唯一の大規模遊園地として人気を博しましたが、大船駅と結ぶモノレールの運行休止を始めとして、東京ディズニーランドの開園、バブルの崩壊などの影響を受け、だんだんと客足は遠のいていくことになってしまいました。
自分が小学生だった頃(80年代)は、テレビでCMを観かけるなどまだ元気はあったようでしたが、やはり段々と廃れていっているのが子供ながらに感じられましたねェ。それでも、地元の遊園地ということもあって、逆にこの雰囲気に愛着湧いたりもしたのですが。
そしてこの頃は、テレビドラマや映画やVシネマなどのロケ地としても活躍していました。そういったものを観ている時に“おっ!ここはドリームランド!?”って思うことはしょっちゅうでしたからね(特にマニアックな作品ほど)。その中でも有名なのは、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」での誘拐犯とのやり取りシーンとか、ドラマ「ひとつ屋根の下」の最終回とか.....。
そうやって寂れながらもなんとか続いてはいたのですが、当時のオーナー会社であるダイエーの経営不振の影響もあり、2002年2月に残念ながら閉園となってしまいました.....。
閉園後にこの地に何が出来るのかに結構興味があって、中古車のオークション会場になるとかの噂を聞いたりもしていたのですが、どうやらそれは地域住民の猛反対により断念となり、結局は横浜市が跡地を買い取ることになったそうです。

そしてこの地に完成したのが「俣野公園」。
4月6日には、“俣野公園完成記念式典”が開かれ、深谷中学校ブラスバンド演奏や、俣野公園野球場完成記念試合として「横浜商業高校(Y高) vs 慶應義塾高校」の試合が行われるなどしました。
この公園の目玉というのがこの“俣野公園野球場”で、早速今年の高校野球の予選会場に加わっていましたね。3000人収容の球場で、見たところ観客席は内野側のみのようです。結構小ぶりですけど、市民のための球場って感じでいいですね。
この野球場以外にも、緑溢れる広場がいくつも連なっていて、池などもあるので散策するのにももって来いです。そうして歩いていると、どこかドリームランドの面影を感じないでもないので、動くゴンドラの大観覧車や、ものすごい高さで一回転するシャトルループや、ヘイヘイおじさんが懐かしいミュージックエキスプレスなんかが、目の前に現れそうな感覚に捕らわれたりもしちゃいました。

それから、蛇のトンネルを通ったり水に飛び込んだりするジェットコースターがあった場所には、“メモリアルグリーン”という墓地が作られました。墓地といっても墓石が並んでいるのではなく、芝生型納骨施設といって墓標となるプレートが並んでいるので、西洋風でとてもおしゃれな感じがして、この公園の雰囲気と一体化しているようでした。
というわけで、それほど広大でもないごく普通な公園なので、レジャー感覚で楽しむといった感じではなく、近隣住民の憩いの場といった役割が強いですかね。
ただ、自分と同じ世代くらいの人だと、初デートの場所がドリームランドだった、って人も結構多いんじゃないかとも思うので、青春時代の思い出に一時でも浸るために一度訪れてみるのも面白いのではないでしょうか。
ちなみに、ボウリング場やホテルエンパイアなど園外施設のあった場所には、俣野公園完成よりも早い2006年に、横浜薬科大学が開校されています。

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