『リング』 鈴木光司 > 「このミス」完全読破 No.86
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.86
『リング』 鈴木光司 ( 1992年版 14位 )
読始:08.4.8 ~ 読終:08.4.18
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「リング」といえば映画版が有名で、特に“例の場面”なんかは、一般レベルで話題になったり、コント番組など各媒体で何度もパロディされたりと、映画を観ていなくても知らぬ人はいないくらいに全国的ブームとなりました。
自分はそこまでブームになる前にすでに観てまして、ホラーは苦手だと思っていたのがひっくり返されるほどに面白かったです。そして“例の場面”では、心臓が飛び出るくらいの恐怖に驚き、だけどそれが何故か快感に思えるほどの衝撃だったのですが、今から考えてみると、“最後にアッと驚く”ってことでこれってミステリ的な面白さだったんですねェ。
しかし、この“例の場面”が普通に話題になったりパロディ化されたりしたのを観た後では、その場面に至るまでの流れ、そしてその場面を観た時のインパクトというのは味わうことは出来ないし、どうしてもギャグとして観ざるをえなくなってしまうので、この映画の本当の面白さは味わうことは出来ないのです。
なので自分は話題になる前に観ることが出来たので、これはもうラッキーなタイミングでした。この映画の影響で、その後しばらくホラー映画に嵌ったくらいですからねェ。
ここでちょっと余談ですが、映画を観た後に関連情報を見ていたら、この映画版の前にはドラマ版が放送されていて、実は自分はそのドラマ版も観ていたことがわかって、大変驚いたものです。そのドラマ版を観ていた時は、それが「リング」だということは全く意識していなかったのですが、思い返してみたら「そういえばストーリーが同じだなぁ」って思えましたから。でも映画版とは印象は全然違いましたけど。
そしてそれら映画版やドラマ版の原作となる小説版ですが、これも実は映画版があまりに面白かったってことで、映画を観た後に読んでいたのです。すっかり忘れていましたけど。だから今回読むのは2回目となるのです。
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まあこのように小説版も映画版もドラマ版も観ていたため、だいたいのストーリーは今でもなんとなく憶えていたのですが、それにも関わらず、今回も面白く読むことができました。ってか読むのをやめることが出来ない状態になっちゃいましたから。
一応小説版と映画版とでは、作中で重要な役割を果たすことになるビデオの内容も違うし、映画版で真田広之が演じた役が小説版では全く正反対なキャラクターだったり、そもそも主人公の性別が違うので、それぞれ別の楽しみ方が出来ます。
それに“例の場面”も、それに次いで有名な“あの場面”も、実は映画版のオリジナルなんですよね。なので、映画版をすでに観た人でも充分に恐怖と共に楽しむことが出来ると思います。
そして、映画が公開されてからずいぶんな年月が経ったこともあって、“例の場面”といっても何のことやらわからない、という人も増えてきているんじゃないでしょうかね。そんな方々には、映画版も小説版も両方お薦めなんですが、どちらを先に観る(読む)のが良いかは難しいところですねェ。
ただまあ、いつ何時その“例の場面”の話題に触れてしまうかわからないし、そうなっちゃうと映画版を楽しめなくなっちゃうので、まずは映画版から観ることをお勧めします。映画版といっても、「リング2」でも「リング0」でも洋画版「リング」でもなく、邦画の「リング」なんでご注意を。
そして映画版「リング」を楽しんだ後には、小説版「リング」も忘れずに読んでみてください。
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「リング」 鈴木光司 個人的評価 : ★★★★☆
本格ミステリ度 : ★★★ 鬼畜グログロ度 : ★★
ビックリ驚愕度 : ★★★ おどろおどろ度 : ★★★★★
熱アクション度 : ★★★ 主キャラ魅力度 : ★★★
恋愛ラブラブ度 : ★★ 人間味ドラマ度 : ★★
下ネタエッチ度 : ★★★ 感涙ウルウル度 : ★★
衝撃バカミス度 : ★★★ 読み終り爽快度 : ★★★
* <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!
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