『首無の如き祟るもの』 三津田信三 > 「このミス」完全読破 No.55
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.55
『首無の如き祟るもの』 三津田信三 ( 2008年版 5位 )
読始:07.11.27 ~ 読終:07.11.28
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当時「このミステリーがすごい!2008年版」はまだ発売前だったのですが、色々情報を調べてみたら“上位ランクイン有力”みたいだったので、「このミス」が発売されて図書館の予約が増えすぎちゃう前に借りて読んでしまいました。
密室に、アリバイに、遺体(の一部)消失に、犯人当てに、といわゆる本格推理小説なのですが、これまで何冊も読んできて、“最後に世界観がガラリと変わる”ようなタイプは評価が高くなるものの、“謎解き”タイプは面白く読みながらも評価の点では高くならないので、この作品も後者のタイプかな?と読む前は思ってました。
ところがどっこい。戦中および戦後すぐという時代設定に、東京郊外にある村の筆頭地主である由緒正しい旧家という舞台設定。そこにその旧家で行われる奇怪な行事に、一癖も二癖もある登場人物、さらに古くから伝わる怪談話などが絡んでくるのですが、この世界観がなんとも言えずに良いですね。
最近読んだのは現代の話がほとんどだったこともあって、この作品世界にドップリと浸かってしまいました.......。
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それから謎解きの部分も凄すぎですね。謎解き話に入る前にこれまでの謎の部分を箇条書きでまとめてくれたのですが(もちろん話の流れの中で)、これなんか謎解き小説初心者の自分なんかには物凄くありがたかったし、それを見て“ホントに全ての謎が解けるのか?”って首を捻っているのをあざ笑うかのように、一つのピースをはめ込むだけで全ての謎を鮮やかなまでに解いてしまったのは驚かされました。
そして最後の怒涛の展開といい、世界観だけでなく、謎解きとかストーリーとか全ての面でこの作品に嵌ってしまいましたね。途中で読むのが止められなくなって、物凄く久々に明け方まで読みつづけてしまったほどですから。平日だから辛かった......。でも面白かった!!
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> 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆
【 “三津田信三” 関連記事 】
> No.255「密室の如き籠るもの」
> No.102「山魔の如き嗤うもの」 > No.55「首無の如き祟るもの」
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「The Book~jojo's bizarre adventure 4th another day」 乙一
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