『赤い指』 東野圭吾 > 「このミス」完全読破 No.53
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.53
『赤い指』 東野圭吾 ( 2007年版 9位 )
読始:07.11.21 ~ 読終:07.11.22
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東野圭吾作品はこれまで4作読んできて(No.6「名探偵の掟」、No.10「秘密」、No.22「超・殺人事件」、No.45「容疑者Xの献身」)、いずれも★4つ以上と高い評価となっています。でもなんかこれってミーハーな感じもしちゃうんで、今回は辛口な目線でもって読んでみました。
(後日追記)
この記事を書いていた時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更しました。
大ヒットした「容疑者Xの献身」に次ぐ作品なのですが、内容が“犯罪隠匿”ってことで共通しちゃっているのです。ただ同じ“犯罪隠匿”の話でも、「容疑者~」の方はアリバイトリックやそれを行う理由がメインになっているのに対して、今作の方は“犯罪隠匿”に関わる人々の“心”を中心に描いているのです。
同じ“犯罪隠匿”の話をこうまで毛色の違った作品に書き分けてしまうのですから、やっぱりすごいな~と感じましたね。
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そして全体的に漂う雰囲気もかなり異なっていて、今作の方は、老人介護や嫁姑問題、親と子の在り方など、家庭が抱える現実的な問題が物語全体に漂っています。そしてそれが犯罪に大きく関わってくるので、どうしても読み進めやすくはならないですよね。
ただそれでも最後には感動的にさせてくれるのですから、さすがに上手いな~と感じましたね。今回の場合は、別に最後の感動はなくてもよかったかなぁとも思うのですが、やっぱりこういうラストの持っていき方だと、読後に“あ~読んでよかった~”と満足感に浸れますから。まさに“エンターテイメント”ですね。
というわけで、辛口で読み始めたものの、読み終えてしまえば好評価になってしまいました。けど面白いもんは面白いですからね。売れてる作家や本を評価するとミーハーな感じがしますが、それで面白ければ別にミーハーでも構わない!!ってことで。まあ別に誰かにミーハーと言われたわけではないのですが。
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> 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆
【 “東野圭吾” 関連記事 】
> No.266「魔 球」 > No.236「新参者」
> No.184「パラドックス13」 > No.130「聖女の救済」
> No.85「流星の絆」 > No.53「赤い指」
> No.45「容疑者Xの献身」 > No.22「超・殺人事件」
> No.10「秘 密」 > No.6「名探偵の掟」
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