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2007.12.19

『容疑者Xの献身』 東野圭吾 > 「このミス」完全読破 No.45

このミステリーがすごい!」完全読破 No.45

 『容疑者Xの献身』 東野圭吾   ( 2006年版 1位 )

   読始:07.10.05 ~ 読終:07.10.06

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
東野 圭吾

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 「このミス2006年版」でダントツの票数で1位になるわ、直木賞を受賞するわ、バカ売れするわで、とにかく目立っていたのですが、図書館の予約数も半端じゃなかったので、読むのはまだ当分先になるだろうな~と思っていました。

 ただここに来て予約数がわずかになっていたのと、あとこの作品が3作目にあたる“ガリレオ探偵”シリーズがドラマ化され、もうすぐ放送されるということで、その影響からこの本の予約数もまた三桁になるほど増えるのではないか?という読みの元、急いで借りてきました。そしたらやっぱり、ドラマが放送されてからは予約数が三桁に増えちゃってましたね。ナイス・タイミング!!

 ちなみに、読後すぐの感想はすでに書いてあるので、こちら(「容疑者Xの献身」 東野圭吾)をどうぞ。


 この作品は、売れたり賞を貰ったりしたこと以外にも話題に事欠かないのです。そのうちの「本格か否か」という論争についてはちょっと難しいのでわかりませんが、“「ミステリ小説」として読むのか、「泣ける純愛小説」として読むのか”といったところは、読んだ人なら誰もが考えることの出来る話題ですね。

 それで自分の場合なんですが、まさに読んでいる時は、アリバイトリックなんかのミステリ的な部分も気になってはいましたが、やっぱりどうしても“感動”という終着地点へと繋がっていくストーリーの方が気になって読み進めていました。そして最終的には、本を読んできて今までなかったんじゃないかな、ってくらいに心の奥から感動して、涙を流してしまったのですが。

 でも、読後しばらく経って冷静になって話を思い返してみたら、このアリバイトリックの見事さに遅まきながら驚いてしまいましたからね。かなり自分の想像外なものだったし、それを行った理由というのが二重にも意味付けられていて、良く出来てるな~と感心してしまいました。

 だけどやっぱりどうしても、読んでいる時は“感動”の方に気が行ってしまったんですよねェ。

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 というわけで、その読み方というのは人それぞれになってしまうと思うのですが、だけど“自分が本を読む時に、「ミステリ的要素」を欲しているのか、「感動的要素」を欲しているのか”がわかるリトマス試験紙的な読み方が出来て面白いんじゃないですかね。自分的にはやや「感動的要素」が上回っていた、って感じでしょうか。

 まあとにかく好きなように読んで好きなように楽しむことが一番ですからね。あんまりゴチャゴチャしたことは考えずに、頭も心も空にして、アリバイトリックに驚き、純愛に感動するだけで充分です。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★★☆


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