『行きずりの街』 志水辰夫 > 「このミス」完全読破 No.30
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.30
『行きずりの街』 志水辰夫 ( 1992年版 1位 )
読始:07.02.12 ~ 読終:07.03.01
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15作品ずつ一区切りにしてまとめて、その中のベスト作品を選んだりしているのですが、「No.16~30」のベスト作品は早い段階から決まっていました。なので、最後に来てどちらをベストにするか悩むのも嫌だし、そうならないような作品を、ってことでちょっと古めのこの作品を選んでみました。
そしたらですねェ、古めであってもさすがは“このミス1位獲得作品”!もうすっかり物語に引きずり込まれちゃいました。謎だった主人公の過去があらわになっててくるにしたがって、現在進行している謎の方も徐々に明らかになっていく様など、ホントに上手いなって感心してしまうほどです。
そしてもう一つ驚くことが。ちょうどこの本を読んだ頃、書店に並ぶ文庫本の帯が「1991年のこのミス1位作品!」ってな感じに変わったのですが、その効果が凄かったそうで、それまで17年かけて売ってきた冊数を、帯変えてからの3カ月だけで超えてしまったほどだそうです。その頃は、どの書店に行っても手書きPOPで大々的に宣伝してましたしね。
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というわけで、30冊目にこの本を選んだ理由を思い出すと、ホントに失礼なことをしてしましたと謝ってしまいたくなっちゃうのですが、でも、そんな気持ちで読み始めたからこそ、その反動でより面白く感じることができたわけだし、その後のフィーバーに心底驚くことができたのも確かなのです。だから結果オーライですね。
あと、書店POPなんかには「1位になるほどのミステリ作品だけど、ラブストーリーとしても凄く面白い作品!!」って感じで評されていました。やっぱり今の時代、売れるのはラブストーリーばっかりですからねェ。
まあ、確かに“男女の愛”が物語の重要な部分を担っているし、その内容もなかなか読み応えあるのは確かです。でも、自分はこう言いましょう!「ラブストーリーとしても秀逸だけど、やっぱりミステリとしても物凄く面白い作品!!」
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> 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆
【 “志水辰夫” 関連記事 】
> No.263「こっちは渤海」 > No.30「行きずりの街」
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