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2006.10.09

『超・殺人事件』 東野圭吾 > 「このミス」完全読破 No.22

このミステリーがすごい!」完全読破 No.22

 『超・殺人事件』 東野圭吾   ( 2002年版 5位 )

   読始:06.7.25 ~ 読終:06.8.10

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)
東野 圭吾

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 「名探偵の掟」が推理小説の内的要因(作品の中身)を皮肉った話なら、この作品は推理小説の外的要因(作品に携わる作者・編集者・評論家などなど)を皮肉った話なのです。もうこれを聞いただけですぐにでも読みたくなってしまいました。

 (後日追記 : この「内的要因」「外的要因」という言葉は、自分で考えたつもりでいたのですが、その後しばらくしてから「このミス」を見てみたら、丸っきり同じ言葉を使って説明されていました。つまり、意図したわけではないのですが、結果的には完全にパクリだったのです。スミマセンでした.....)

 それでこれは短編集なのですが、読んでいて“星新一っぽいな”って思いましたね。または“ドラえもん!?”

 まず主人公が登場、そこに現実的にはありえない出来事が起き(または現実的にはありえない物が登場し)、主人公はそれを利用して大成功、しかし次第に副作用のようにマイナス面がクローズアップされてきて、最後にどんでん返しが.....。といった感じが、星新一のSFとかドラえもんなんかに似た感じだなと思ったのです。

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 というわけで、東野圭吾はこれで早くも3作品目。うち2作品が『名探偵の掟』と今作というコミカルなミステリなのですが、この手の“軽く読めるミステリ”ってのは貴重ですよね。軽く読めても「このミス」で上位に来るほど評価を受けているのですから、やっぱり実力あってこそ書けるのでしょうね。

 そして今後に控える東野圭吾作品は、『百夜行』と『容疑者Xの献身』。どちらも今作とは打って変わっての大作なので、気持ちを切り替えてじっくりと読みたいと思います。まあ読むのはまだ先だと思いますが....。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


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