『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 > 「このミス」完全読破 No.02
「このミステリーがすごい!!」完全読破 No.02
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 ( 2004年版 1位 )
読始:06.2.18 ~ 読終:2.22
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この作品から、“「このミス」完全読破”の本格的スタートとなります!!
とりあえず、“ミステリー”に対する定義付けを素人ながらにしてみますと、やはり“ラストでのアッと驚く種明かし”だと思うのです。その種明かしとは“犯人”とか“トリック”とか色々あるけれど、それでもこの“驚き”があるかないかが、“ミステリー”というジャンルに入るための関所の役割となるのではないでしょうか。
それでこの作品なのですが、もう最後で思いっきり驚かされましたね。いや~騙された!しかもそれが“気持ちのいい騙されっぷりだったので、なぜだか逆に嬉しくなっちゃいましたね。
最後の局面に向かい始めた頃に、“もしやこんなわかりやすい落ちだっりするの?”と不安になっただけに、その後の“今までの世界感が一変してしまう仕掛け”が、さらに引き立つことになったのかもしれません。
それにしても、いきなり下ネタから始まるので、““「このミス」完全読破”の第1回作品の出だしがこんななのか......”とちょっと引いてしまっていたのですが、それさえも伏線の一部だったとは.......。
あと、“このミステリっぽくないタイトルも伏線の一つ”という情報は事前に仕入れていたのですが、後半も後半に差しかかってもタイトルの意味がさっぱりわからなかったので、“もしやこのままわからず仕舞いという恥ずかしい結果になってしまうのでは.....”と少々心配しましたが、この仕掛けが明らかになったと同時に、タイトルが意味するものがはっきりとわかり、ホッとすると同時に、少し感動してしまいましたねェ。
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というわけで、自分なりの“ミステリの定義”が思う存分発揮されていたので、“「このミス」完全読破”の第1回作品としてはこれ以上ないものでしたね。
そして、“これからも継続してミステリーを読んでいくぞ!!”と勢いづかせてくれたこともあり、評価は満点にしたいところなのですが、(すでに読んでいた『模倣犯』は別として)最初の作品から満点を出してしまうと、今後の作品の評価が全体的に甘くなってしまうかもしれないので、それに“ミステリ初心者”なのでこの後どんな作品が待ちうけているのか全く予想できないので、一応星4つにしておいて、この作品を“最高傑作への壁”としようと思います。
果たしてこの壁は、結果的には高かったのでしょうか低かったのでしょうか.......。
(後日追記)
というわけでその後に何作か読んでみた結果、★5つの満点評価に変更することになりました。
「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午 個人的評価 : ★★★★★
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NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「半落ち」 横山秀夫
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