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2006.02.26

『模倣犯』 宮部みゆき > 「このミス」読破 No.01

 このミステリーがすごい!!」完全読破 No.01

 『模倣犯』 宮部みゆき   ( 2002年版 1位 )

   読始:不明 ~ 読終:不明

模倣犯1 (新潮文庫)模倣犯1 (新潮文庫)
宮部 みゆき

新潮社 2005-11-26
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 まずは、すでに読んでいた唯一の作品、『模倣犯』から。

 映画版をテレビでちょっとだけ観たところ、なかなか面白そうだった(というか津田寛治が気になった)のですが、ちょうどその頃、友達に宮部みゆきを薦められ、いくつか読み始めていたので、どうせなら原作を読んでみよう!というのがキッカケでした。


 これは物凄い分厚い上下巻なのですが、一気に読み終えてしまいましたねェ。

 といっても、“面白くて早く先が知りたくて読まずにいられない!”っていうよりは、“途中で読むの止めちゃうと、後味悪過ぎで精神的に良くない......”という理由からでした。

 でも結局読み終わった後も、その手の犯罪ではかなり有名な某事件の詳細を2ちゃんねる経由で読んでしまった後のような、かなり鬱な感じが暫く続いてしまいました.......。


 なので、“もう一度読んでみよう”とは決して思わないのですが、ただ作品のリアリティーや圧倒感は噂通り物凄いし、犯罪者側の心理描写、そして特に被害者側の心理描写というのが痛いほど伝わってくるので、この平和的に見えながらもちょっと裏に回っただけで残酷な世界が繰り広げられる現代社会を行き抜く上で、一度は読んでおくべき作品だと思いますね。


 ちなみに、Mr.Childrenの「タガタメ」

   “ 子供らを被害者に~ 加害者にもせずに~

    この街で暮らすため~ まず何をすべきだろう~

    でももしも被害者に~ 加害者になった時~ 出来ることといえば~

    涙を流し~ 瞼を腫らし~ 祈る他にないのか~

 を聴く度に、この本の内容を思い出してしまいます........。

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 というわけで、「ミステリー」ということは全く意識せずに読んでいたのですが、小説としては“圧倒的なパワーを持った歴史に残る名作”だと自信を持ってお薦めできるものの、“今後二度目を読んでみようとは思わない”“読破後(読破中)に鬱な気分が続く”ということで、評価的にはほどほどな感じになりますかね。


  > 個人的評価 : ★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆


  【 “宮部みゆき” 関連記事 】

  > No.174「英雄の書」  > No.100「火 車」  > No.83「名もなき毒」
  > No.77「誰 か」  > No.35「龍は眠る」  > No.1「模倣犯」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午

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  >>> 「このミス」完全読破 読破本リスト <<<

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